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父母ヶ浜での一枚。フリーカメラマンの岩田隆さんの撮影です。
やはりプロの写真は素人とは全然違う(>‐<)キレイです。
随分と更新放置しすぎました。本当に久々の投稿です。
今日ご紹介するのは、私が乗ってる中で1番か2番目に古いバイクです。
カワサキ W3 650RS です。
1973年が初回登録なんで多分1972年製だと思います。
ものすごい振動と爆音です。(今では考えられないシロモノ)
Wシリーズは川崎重工がメグロから受け継いだ技術を活かして開発されました。
「打倒トライアンフ!」このような思いがあったそうです。
当時の川崎重工(他の国産バイクメーカーも含め)はヨーロッパやアメリカに
性能的に後れを取っていたそうで、Wシリーズ(バーチカルツイン)をはじめ
マッハシリーズ(トリプル)、Zシリーズ(4気筒-マルチ)など次々と
世界戦略車を開発します。
当時、ライバル各社でも2スト、4ストの名機が次々と開発されます。
ホンダはC B(K0)をリリース。現在まで続くCBシリーズの幕開けです。
スズキはGT(滑らかな2スト)やGS(耐久性が高くメンテナンスし易い2気筒)
ヤマハだとTXやRD(後にRZシリーズ、TZシリーズに進化してレースで大活躍)
排ガスや騒音規制のあおりを受けて、2ストから4ストへのシフトはあるものの
60年代後半から80年代は魅力的な車両がたくさんあります。
昨年Z1、Z2が日本自動車殿堂の歴史資産車に登録されました。
他にも後世に残したい「マシン」はたくさんあります。
古いものは「環境に悪い」という理由で嫌われがちですが、次々と新しくして
「プラスチックゴミ」を大量発生させるより、長く大事に使う「文化」のほうが
大切なきがするんですけどね。