よく混同されるみたいですが、安全と安心は別物だと思います。
安全とは当事者以外のモノから攻撃を受けない状態である事。
安心とは上記の状態が十分に満たされた環境である事。
わたしは常々こんな風に考えています。

それでは、攻撃を受けない状態とは、どんな状態なのか？

工場などで人が機械を使用して製品を作る製造業では、労働災害が発生する原因が完全に排除されている状態を意味します。
また、人間関係を重視するサービス業では、人間（職場、顧客）同士の間で、心のトラブルが起きない状態を意味します。

いづれにせよ安全な状態が保たれない場合、そこで働くモノにストレスが溜まり、不安全（安全ではない状態）となります。

と言う事は、ストレスの無い状態こそが「安心」と言う訳です。
しかし人間には欲望があるので、次々にストレスを抱えます。
ストレスは障害物と考えても良いでしょう。
障害物が無い状態（バリアフリー）を構築する事は出来ます。
しかし、それを維持するのは難しいです。
もし、そんな「気持ちいい会社」があったら、いいのにな～

立場上、こういう書き方をすれば。無責任と思われるかも知れませんが、夢や希望を頭に描いて（妄想かも…）具現化する楽しみも会社組織を統べる者の楽しみです。

職場のバリアフリーについて考えませんか？
モチベーションも上がるし、経営も上向くと思います。